金山寺味噌の歴史は古く、鎌倉時代の高僧覚心が宋に渡り、禅宗の修行を重ね、建長6年(1254)覚心が紀州由良の
興国寺に帰った際、宋の経山寺で覚えた加工味噌の醸造法を伝えました。
その後まもなく、水がよく、味噌造りに適した気候の湯浅にその醸造法が広められます。
宋から持ち帰った醸造法が、現在の金山寺味噌のルーツといわれています。
金山寺味噌は、なめ味噌の一種で、調味料として使うのではなく、おかずとして食べる味噌です。
大豆と麦に麹、それに塩を加えて仕込まれます。
そこに細かく刻んだ茄子や瓜、紫蘇(しそ)、生姜を混ぜ合わせ醸造します。
槽(おけ)を密閉してから8~10ヵ月熟成させ、金山寺味噌ができあがります。
当店では、多数の製造元から仕入れているので色んな種類の金山寺味噌をお買い求めできます。